ちゃんみな【ラッパー解説】若手フィメール筆頭のPRINCESS!日本語・英語・韓国語を操るトライリンガール
今回は久々にフィメールの紹介です。第9回の高校生ラップ選手権以降大注目を浴びている女性ラッパーちゃんみなさん(以下敬称略)の紹介です。
選手権で見せたラップ・キャラクターのインパクトに加え、高校生とは思えない色気とカリスマ性を武器に大きく躍進するフィメール若手筆頭株の1人です。
選手権以降はバトルには出場せずに音源制作に集中し、2017年に入ってからはラップだけでなくボーカルとしてのスキルも評価されていて、彼女は今後化けるのではないかと個人的には期待している1人です。
そんな世界進出の可能性のあるフェロモンむんむんの彼女の魅力を解説させていただきます。
3か国語を操るトライリンガルラッパー
韓国生まれで父が日本人、母親が韓国人のハーフで3歳から日本とアメリカを行き来する生活をしていて日韓英の3か国語を話すことができるトライリンガル。
3歳ですでにバレエ・ピアノ・バイオリンを習っていてこの時すでに「将来は歌手になる」という夢があったといいます。
さらに小学校でヒップホップダンスに出会い、作詞もこの頃からやっていたという事で、ここだけ聞くとアーティストとしての英才教育を受けたお嬢様といった馴れ初めです。
しかし中学校から東京練馬で不良になり「体が大きかったので喧嘩が強かった」と仲間がコメントしていたのが印象的ですがその頃のあだ名は『練馬のビヨンセ』。
当時はちょっと冗談ぽっく聞いていましたが、最近の彼女の立ち振る舞いや色気、オーラを見ていると将来本当に世界の歌姫になるんじゃないかという片りんを見せてくれていて、今後の活躍が非常に楽しみです。
初登場Reichi戦でのインパクト
まず彼女の初登場のインパクトが凄かったです。ちゃんみなが公の舞台に初めて登場したのは第9回高校生ラップ選手権ですが、その登場前紹介VTRで
「私の他にJKラッパー誰も知らない。まあ、過去に出てた人いますけどアレには勝てます。ですし、それ以外にいるんなら(かかって)来いよって話です」という超イケイケの登場でした。
そしてそんな中、注目の初戦はなんと同じく女子高生ラッパーのReichi。選手権唯一のフィメール対決です。レイチはキャラ的には風格漂うちゃんみなとは逆の、可愛い女の子といった印象です。
しかし、なんとレイチはバトルになると変貌!ちゃんみなに「3国語ビッチ」「マ〇コ黒」「肉便器」とコンプラを連発するバチバチのバトル。感情も乗っていてかなり気合の入ったラップで仕掛けていました。
しかしこのディスを受けても取り乱すことなく常時上から目線の冷静なアンサーを返すちゃんみなにはさすがの一言です。普通の高校生の女の子じゃ気圧されるか取り乱してもおかしくない位レイチの攻撃力は凄かったです。
この勝負は延長の末ちゃんみながレイチを下し勝利します。この試合は選手権に残る名勝負の1つだと思います。このバトルで2人の知名度は一気に上がりました。
高校生離れしたオーラ
彼女の凄いところはいい意味でのふてぶてしさというか、高校生とは思えないほど堂々としていて自信たっぷりのパフォーマンスを見せてくれるところです。
高校生といっても3歳からダンスや音楽で表現力を培ってきている彼女にビギナーと言っては失礼なのですが、この自己表現に一切葛藤がない感じは将来のスター性をビンビン感じさせてくれます。
彼女の場合ラップだけでなく歌も超絶に上手く、さらに3か国語を使いこなせるという点も彼女の生い立ちが授けたアーティストとしての大きな武器になっています。
2017年現在で19才になりますが、ちゃんみなのアーティストスタイルもルックスも大人になればなるほどより魅力的になっていく気がしますので今後が非常に楽しみなラッパーの1人です。
グラマラスな色気漂うちゃんみなをチェック
2017年3月に『未成年feat.めっし』『PRINCESS』『FIXXKER』『LADY』などの代表曲が入ったメジャーデビューアルバム『未成年』が発売されているので是非チェックしてみて下さい。
彼女の楽曲はけっこうPVにもなっているのでYOUTUBEでも見る事が出来ますからそっちでも見てみて下さい。
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