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彼女がラップ苦手?なら恋人とも一緒に聴ける日本語ラップを紹介しよう【HIPHOP】

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恋人に影響されてパートナーの好きな音楽を自分も好きになってしまったって事はよくありますが、まぁそうもいかない事もあります。これはHIPHOPにおけるラップミュージックの場合だと彼が好きで彼女が苦手ってパターンがほとんどですかね。

逆パターンは自分はあんまり聞いた事ないのでちょっとそういう話も聞いてみたいですが。そういえば前に上げた記事『フリースタイルラップハラスメントってのがあるらしいじゃないかwでも「彼が聴いているラップが苦痛です」と彼女さんが困っていましたね。

 

自分の経験上いわゆる『ラップ嫌い』の人はラップそのものが嫌いというよりは『ディスり合い』『ワルいラップ』『主張めっちゃ強いラップ』が苦手って感じの人が結構多いんじゃないかと思います。

そういった方からするとステレオから「YO!俺は!」みたいな感じで来られると「ゴメン、ちょっとこの曲止めていい?」ってなるって事ですよね。彼女さんが静かな曲が好きな人とかだとまあ、これは苦痛でしょうな。

しかーし!どうせならちょっとくらい「良さを共有したい」「分かって欲しい」ってのもヘッズの性!

って事で今回は『ラップ苦手な恋人といる時でも(多分w)かけて大丈夫な曲』紹介です。ただ「コレいいよ!」って無理やり聴かせると逆効果。何も言わずサラっとかけるのがコツだZE。

 

tofubeats/水星 feat,オノマトペ大臣

 

この曲はラップファンならずとも多くの人が聴いている曲『水星』です。YOUTUBEの再生回数は500万オーバーのクラシック!2、3回も聞けばサビをついつい口ずさみたくなること請け合いです。

声にエフェクトをかけたりするのは日本語ラップでは昔は邪道とか言われていたんですが、最近は段々と普通になってきましたね。優しいトラックと刺さり過ぎないラップとの見事なバランスで非常に聴きやすい名曲です。

 

TOFUBEATS(トーフビーツ)は一応HIPHOPの括りにいるラッパー兼トラックメーカーなんですが、今までにない色々な試みが評価されてきた次世代型のアーティストです。

彼のトラック提供、客演陣もラッパーだけでなく桃色クローバー・藤井隆・YUKI・小泉今日子・SMAP・和田アキ子などなど、ハンパねー活動幅で動いている日本屈指のトラックメーカーの1人です。

 

Small Circle Of Friends/波よせて

これも名曲中の名曲!Small Circle of Friends(スモールサークルオブフレンズ)の『波よせて』を紹介します。個人的にこの曲は人生で聞いた歌ベスト5に入るほど好きな曲です。

ボーカルのムトウサツキの歌声にアズマリキの優しいラップ、幻想的なトラックに乗っかるバックコーラス、何度聞いてもウットリもののクラシックです。2014年に人気バンド・クラムボンがカバーしています。

 

ちなみにSmall Circle of Friendsは92年結成です!92年ですよ?つまりはキングギドラ・Microphone Pajer・Buddha Brandスチャダラパーなどの『第一次日本語ラップブーム』世代の大ベテランです。

なのに意外と全然有名じゃないんですよ。結構なHIPHOP好きでもこのSmall Circle of Friendsの名前は知らなかったりするんですよね。それが俺は納得できん!って事で『波よせて』だけでもいいので是非チェックして下さい。

 

I-DeA/暴風雨 feat.降神

お次に紹介するのは元SCARSのメンバーで『西のB.L(Bachlogic)、東のI-DeA』と呼ばれる日本屈指のトラックメーカーであるI-DeA(アイデア)の曲です。

甘いトラックにポエトリーな歌詞を携えた美しいフロウのラップはゆっくり彼女と聴くには中々おススメの一曲となっております。(ちなみにPV後半に流れるSEEDA(シーダ)の曲はアルバム宣伝用の別曲で、超イケイケなので苦手な方は閉じて下さいww)。

 

何といっても歌っているのは降神(志人・なのるなもない)というところが注目ポイントです。日本語ラップがかなり苦手な層でもこの降神 を悪く言う人はあまり見た事ありません。

この2人はラッパーというより『ラップを使う詩人』という感じでHIPHOPの枠を超えているところもあるので、ラップが苦手な人でも先入観なく聴くことができるかと思います。

詳しくは降神志人の解説をチェック(名前をクリックで解説ページへ飛べます)。

 

KAKATO / AH

お次に紹介するのはみんな大好き鎮座DOPENESS環ROY(たまきろい)のユニットKAKATOの『AH』です。宇多田ヒカルの『虹色バス』のトラックまんま使いのカバー曲になっています。

この曲は愛や恋をテーマにしたものではありませんが、鎮座DOPENESSと環ROYが持つ脱力感と宇多田ヒカルの超絶美しい歌声の化学反応はかなりヤベー事になっていて、休日にでも部屋で彼女と聴くには持ってこいの曲です。

最後のフェードアウト部分、宇多田のアネゴの歌声をもう少し聞いていたいといつも思うんですよね笑。元ネタの虹色バスもとてもいい曲です♪

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