ヒップホップ用語集!日常会話でカマせるスラング辞典【初心者編その2】
今回は先日お伝えしたヒップホップ用語集!日常会話でカマせるスラング辞典【初心者編】に引き続き第2弾!
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今回も曲中に頻繁に使用されるHIPHOPスラングを覚えてもらい、もっとラップを楽しんでもらおうというコーナーです。
もちろん前回同様覚えやすいように日常会話に使える便利な(?)フレーズも紹介します。それではさっそくいってみよう!
アングラ
Underground(アンダーグラウンド)を略してこう呼び、メジャーではないものや、ポップではないものを指します。
対義語はオーバーグラウンドですがオバグラとは言わないです。
昔はよく「アングラがリアルなんだよ」(売れてるやつとかは本物じゃねえんだよ)とか言ったりしました。
例文:「ガリガリ君の何味が好き?」「桜もち味ですかね」「じゃあポテチは?」「あごだし味です」「マニアだね」「俺アングラ思考なんで」
チル
元々は『お薬などをやってシラフじゃない状態でくつろぐ』とかそういったニュアンスがありますが、現在では単純に『リラックスする・のんびりする・まったりする』といった意味で使われます。
『チルい』という言葉もあるらしいのですが、多分「まったりしている状態」の事を言うと思われます。
例文:「課長、来週の火曜日チルしたいんで有給休暇使わせていただきます。」
ヘイター
簡単に言うと『ディスってくる人、批判してくる人』といった意味ですが、ニュアンスとしては『陰口を言ってる人、妬んでいる人、邪魔してくる人』といった少しネチっこい印象があります。
「日本人でHIPHOPとかwwただのアメリカの真似じゃんw」とかドヤ顔で言う人は全員ヘイターである事だけは間違いありません。
例文:ファンとヘイターはだいたいセットで現れる
プロップス
その人に対しての評価・名声の事です。「このラッパーはどういったバックボーン・キャラクターなのか」の認知度みたいな意味合いもあります。
フリースタイルバトルはラップの上手さだけでなくこれがないと勝つのは難しいです。一見さんがいきなり超うまいラップをしても歓声が上がりにくいのはプロップスが確立されていないからです。
例文:「出世するには上司からのプロップスを得なければならないのだ」
パンチライン
『聞かせどころ・決め台詞』といった意味合いになります。曲やフリースタイルを聞いていて「あのパンチラインはヤバかったな~」とかそういった使い方をします。
たまに下ネタだと思う人いるんですよ、、見えるギリギリの境界線的な感じですかね笑?
例文:「明日の面接は強烈なパンチラインで面接官の心を揺さぶるつもりだ!」
スワッグ
少し言葉で説明し辛いですが『自分を持っていてセンスがある・人と違う個性的な魅力がある』的な意味で使われます。
アメリカでも相当流行った若者スラングです。カッコイイ!と思った時に使う言葉です。
例文「俺のばあちゃんいつもNEWERA被ってるとかまじスワッグじゃね?」
ハスリング
非合法な事などでお金を稼いでのし上がろうとする様の事を言います。ストリートでの仕事を生業とする人たちを『ハスラー』と呼びます。
洋楽邦楽問わず、アウトローなラッパーやグループの曲などに頻繁に登場する言葉です。
例文:「ウチの学校は登下校中の買い食い、自転車通学、ハスリングは禁止のはずだぞ」
前回の記事と今回の第2弾、とりあえずこれだけでも知っておけば結構ラップを聞くのが楽しくなってくると思います!
この2回で紹介させていただいたのはとても頻繁に出てくる基本フレーズですので是非とも覚えていただきたいです。
気が向いたらもう少しマニアックな中級編でもやろうと思います。次回もお楽しみに!
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