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ヒップホップ用語集!日常会話でカマせるスラング辞典【その10】

ヒップホップスラング辞典第10弾です。

地味に人気なこのスラング紹介シリーズもお陰様でなんだかんだ10回目となりました。いつも読んでくれてどうもありがとうございます。このサイトの常連の皆様はもう立派なスラング使いになっているかと思いますが、初めて来た方はちゃんと過去問で復習して下さいね。

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毎度毎度の前置きになってしまいますが、今回も皆様が普段の生活で使えるように例文と共に紹介していきますので、覚えた言葉はちゃんと明日会社や学校で使って下さい。多分「は?」みたいな顔をされるでしょう。って事でさっそくチェケラ!

 

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スクワッド

もちろん下半身を鍛えるエクササイズのスクワットの事ではありません笑。スクワッド(Squad)はもともと軍隊の用語で各隊を『〇〇Spuad』と呼ぶときに使っていたものですが、これを若者達が自分達のグループに対する呼称として使い始めたスラングです。

ヒップホップだとチームの事を『~CREW(クルー)』と呼ぶことが多いですがそれと同じ様な意味です。ストリートで「あのスクワッドはけっこうヤバいから気を付けろ」みたいな感じで使ったりする印象。

 

例文:「あの憎き部長を追い詰める為、ここに各課から精鋭を集めた!このメンバーでスクワッドを結成する!下剋上だ!」「応!」

 

バイト

アルバイトの事ではなくBITE(噛む、かじる)から来ているスラングで、意味としては『マネをする、パクる』みたいな意味です。ドラゴンアッシュのkjがキングギドラに公開処刑されてしまった原因はkjがZEEBRAのスタイルをバイトしてしまった為です。

発音はアルバイトをする事を指す「バイトする」の音程ではなく、「バイト↓する」(上から下に下がる)だとパクるになります。

ちょっと関係ないですが、幽遊白書 ・ハンターハンターの作者である富樫義博は「マネをするならバレない様に盗め。そうすればオリジナルだと思われる」という名言(?)を残しています。

 

例文:「アンタさ、私のファッション、バイトしてるでしょ?」

 

フックアップ

フックアップ(HOOK UP)は本来の英語の意味だと『繋ぐ』なんですが、音楽シーンなどで「フックアップする」と使われる時は『取りざたされる・紹介する』みたいな意味で使います。

例えばどこかのアーティストが有名どころとフューチャリングしたり、大物にプロデュースされたり、何かの番組で紹介されたりした事で、そのアーティストの知名度が一気に上がった場合「〇〇によってフックアップされた〇〇」みたいな使い方をします。

 

ネット上のフックアップで例えるなら、有名ユーチューバー・ブロガーに紹介された事がキッカケでそのチャンネルやブログにも注目が集まる、と言うと分かりやすいでしょうか。

ラッパー×Youtubeで言えばユーチューブ界でも名を上げようとした漢 a.k.a. GAMIがユーチューバー瀬戸弘司にフックアップを依頼しその後漢とシバターのbeefに発展していったなんて事もありましたね。

 

例文:ジブさん、このブログのフックアップお願いしますm(_ _)m

 

ロックする

この言葉はHIPHOP用語ではありませんが、アーティストのライブなどで「会場がロックされた」みたいな感じで使ったり、「DJがフロアをロックしていた」といった使われ方をします。

これは音楽のロック(ROCK)ではなく、ロック(LOCK)から来ていて『カギをかける(部屋に閉じ込める)』又は『パフォーマンスに集中して客がロッキング(静止)している』的な意味合いから『会場を盛り上げる』だったり『客が聞き入ってしまっている状態』の事を言います。

 

例文:「俺の自慢のプレゼンで会議室をロックさせてやる」