SKY-HI(AAA日高光啓)【ラッパー解説】ただのアイドルと思ったら大間違い!ラップ界に認められた革命児
今回は大人気パフォーマンスグループAAA(トリプルエー)の一員として活躍する傍ら、SKY-HI(スカイハイ)名義でラッパーとしても活動している日高光啓さん(以下敬称略)の紹介です。
AAAは大人気のグループですので日高光啓という人物像に関しては自分より詳しい人もたくさんいるかと思うので恐縮ですが、いちHIPHOPファンとしてラッパーSKY-HIとして彼が活動することがどれだけ凄いのか、語らせていただきます。
ジャニーズ出身の彼が日本のHIPHOPに参入するという事
どのジャンルにも共通しているかもしれませんが、日本語ラップというジャンルも『村社会』のような排他的な風潮は和らいできた感があるものの今も残っていると思います。
彼はジャニーズJrを経てAAAの一員というバックボーンですが、まずHIPHOPとはまったく畑違いのAAAの活動、しかもラップ担当という肩書がすでにゴリゴリのヘッズからすると「ああん?アイドルがラップとか言ってんなよぉ」という拒否反応を起こすのはなんとなく想像できます。
ニュアンスとしては嵐がラップしているのをHIPHOPファンが「ふんっ( `ー´)ノ」と馬鹿にするのに似ている感じですかね。
彼は中学生の時からラップが好きで聞いているという事なのでそういった日本語ラップの鎖国的風潮が強かった時代も知っていると思うのですが、そんな中クラブからラッパーとしての地道な活動を始めていったというのは凄い事だと思います。
彼がSKY-HIとして活動を始めたのは2006年位という事なので、まだまだ『ストリートラップ至上主義』の風が吹いていた時代ですから、本当にHIPHOPが好きじゃないとこの行動は起こせないと思います。
精力的なバトル参戦
一番凄いのはMCバトルに参戦している事です。当時バトルイベント最高峰の『UMB』に出場していたのはそこそこ有名な話ですが、小さなクラブなどで開催されるMCバトルにも積極的にエントリーしてやっていたというのだから凄いです。
相手は間違いなく「アイドルラッパー」とディスってくるでしょうからある意味弱点をさらけ出して闘っている様なものです。実際にAAAのメンバーである事を突かれて負ける試合も多かったようですね。
ちなみに彼はフリースタイルめっちゃくちゃ上手いです!フリースタイルダンジョン出てくれないかな~、出たら視聴率めっちゃ上がりそうですね。
本格的にラッパーとして注目され始めた
彼のラッパーとしてのプロップスが本格的に高まってきたのは2010年の「JACKIN' 4 BEATS」という有名な日本語ラップのトラックに乗せ彼がラップをしてyoutube・Amebreakにアップする企画。
それから2011年の『FLOATIN' LAB』という活躍するラッパー達と楽曲を一緒に作成してアルバムを作っていく企画。これに関しては制作過程なども配信されました。
特にこの『FLOATIN' LAB』は客演のラッパーがハンパではなく「え?!あのラッパーとやってんの?!ならちょっとチェックしてみようかな」となって一気に彼のラップ活動が本気であることが伝わるきっかけとなったと思います。
『FLOATIN' LAB』の活動は彼のラッパーとしてのキャリアで本当にデカかったと思います。今まで彼を食わず嫌いだったHIPHOPファン(恥ずかしながら自分もw)を「こいつただのアイドルじゃねえ!」と見返すインパクトがありました。
SKY-HIさん馬鹿にしてスミマセンでした。
ちなみに彼は客演ばかりに注目が行きがちですが現在ソロでも『TRICKSTER』『カタルシス』『OLIVE』という3枚のアルバムをリリースしています。
最後に俺のジェラシーをぶつけるぜ
イケメンすぎる・・・
超絶イケメンでしかも話している感じおそらく人間的にもデキた人っぽいしさーそのうえ早稲田出身でチャレンジ精神もあってダンスも出来るしラップも上手い・・・
なんなの君?
全国のモテない男プチョヘンザ!!!
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