レペゼン社会不適合者

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クリア無理だぞこれは!フリースタイルダンジョン新モンスター第3、第4の刺客が出陣!

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前回の8月8日放送から新たに始まった『フリースタイルダンジョン』の新シリーズ、今回の15日(16日朝)放送で当然注目されるのは前回の呂布カルマ、裂固に引き続きモンスターは誰が登場するのかというところです。

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3番目の刺客は輪入道

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新モンスター3番目の刺客は圧倒的なバイブスと固い押韻で活躍するバトルヘッズなら知らない人はほとんどいないであろう日本屈指のバトルMC輪入道(わにゅうどう)が登場!

まず登場の時のコメントが彼らしくてニヤッとしてしまいました。2代目モンスターとしての抱負を聞かれたときのコメントで

「初代から2代目と代替わりした訳ですが弱体化するわけではないですし、2代目に筋の通ってない者はいません」

 

・・・

 

・・・・・

 

・・・・・・・( ゚Д゚)

 

すみません輪入道さん、、ラップの話ですよね?

『代替わり』と『筋』って言葉が同時に出てくるシュチュエーションって、、、とりあえずZEEBRA組系般若一家若頭を襲名したという事ですね。

 

ラップ歴4ヶ月でMCバトルに優勝という紹介がありましたね。ラップに興味ない方はピンとこないかもしれませんがこれはかなり凄い事です。何かのドキュメンタリーで見たのですが彼はある程度ラップを覚えてからは「バトルの練習などは普段一切しません。ぶっつけ本番でやります」といった事を言っていました。

凄いですね、挑む姿勢そのものが即興です!強くなるためのトレーニングはしないけど超強いグラップラー刃牙の花山薫みたいな感じです。ちなみにあの呂布カルマが苦手としている数少ないラッパーでもあります。

 

雄猿 VS 輪入道

輪入道に挑むのは長年大きな結果が出せずそれでも若手のプレッシャーに負けないでここまで来た執念のラッパー雄猿(ゆうえん)です。バトルイベント『戦極MCバトル』にもかなり前の大会から出場しているベテランバトルMCです。

ここでのダンジョン抜擢という事でおそらく本人は「モンスターの引き立て役に使われた」という番組サイドの思惑を感じたのでしょう。冒頭のステージでの自己紹介で「松戸から気ました、MCの噛ませ犬です」という皮肉たっぷりの登場でした。

バトルが始まってもその『大人の事情』的な事に対しての怒りを輪入道にぶつけていく戦いとなりました。バトル中に番組スタッフや司会までを堂々とディスり、「どうせお前(輪入道)もお偉いさんの操り人形なんだろ?どうせこのバトルも仕組まれてるんだろ?」と強烈な批判を浴びせます。

それに対し輪入道は「俺が誰に操られてるって?ヤラセとか噛ませ犬とかふざけた事いってんじゃねえ、泣き言言う前に結果で示せ」といった内容でお互い一歩も引かない戦いとなりました。

ライミングの面でもハイレベルな応酬でしたが、バースが進むにつれ輪入道がどんどん相手を追い込んでいく行く展開となり最後は完全に論破される形で輪入道のクリティカル勝ちとなりました。

 

ライムセイバーFORK

 

モンスター第4の男は横浜のライミング集団『ICEBAHN(アイスバーン)』のクールなベテランラッパーFORK(フォーク)の登場です。アイスバーンのメンバーの1人玉露はBBPでKREVA(クレバ)と決勝で闘うなど、彼らはラップバトル創世記時代から活躍するパイオニアです。

FORKは『UMB2006』の王者ですが、当時はバトルシーン自体が『押韻至上主義』の風潮がありライミングスキルの平均値がある程度成熟しきった現在と違って「いかに即興で上手く踏むか」という部分に対しての価値が非常に高かったです。

その中で神業的ライミングスキルを持っていたのがこのFORKで彼と肩を並べるライマーは国内にほとんどいなかったと言っても過言ではない程、他と圧倒的実力差がありました。

ここ数年、かなり長い間大会には出場していませんでしたがフリースタイルダンジョンのモンスターとしてこれからはまたFORKの超絶バトルライムを聞くことができます。

っていうかFORKの着てた『RHYME SAVER』ってジャケットまじでクッソカッケー!!何?!!RHYME SAVERって!!

俺、生まれ変わったら小学校の作文で『将来の夢、ライムセーバー』って書くことにするわ!

 

魅RIン VS FORK

対戦相手は新潟をレペゼンする魅RIン(みりん)です。弱冠20才ながらすでに戦極MCバトル』の常連でMCバトルファンからはすでに知名度もある期待の若手です。

魅RIンはビートに乗るのが非常に上手いMCで、会場のバイブスを上げるのにも長けています。対するFORKは声を張り上げる事はほぼなく、クールに韻を踏み続けるスタイルです。

試合内容は魅RIンのフロウの良さも出ていて、相変わらず会場の上げ方も非常に上手いなと思いましたが、FORKの定期的に発せられるパンチラインが凄すぎて全体的にFORKが場を支配している印象となり、2セット連続でFORKの勝利となりました。

ただ、2セット目のFORKの「売れる売れないよりも大事なものがある、売れればいいってのなら世界一上手いラーメンはカップラーメンって事になるな」というくだりでラーメンになぞらえ自分のラップを「繊細な味付け」と比喩します。

それに対し魅RIンが「そのラーメンもみりんをぶっかけて台無しにしてやるよ」と返したのがかなりインパクトがあってここで試合がひっくり返ったかと思いましたが惜しくも負けてしまいましたね。

 

まとめ

いや~2代目モンスター強いですね~。ZEEBRAはラジオで「今シーズンからはもう少し100万円をゲットする全クリチャレンジャーが何人か出ればいいと思ってる」と言っていましたが、これ、初代より難易度高そうな気もしなくもないですけどね汗

来週でモンスター全員が発表されますね。楽しみです!

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