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SAMの人気に沸く会場!好調の滑り出しで輪入道の無敗記録がストップ。フリースタイルダンジョン解説(放送日2017年11月14日)

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2017年11月14日放送(放送日は11月15日早朝)のフリースタイルダンジョンの感想・考察です。第一試合呂布カルマ vs FEIDA-WAN戦に引き続き第二試合に登場したSAM vs 輪入道の試合の解説です。

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スタイリッシュな押韻職人 SAM

第二試合に登場したのはここ1,2年で一気にバトルシーンでプロップスを上げている若手筆頭のテクニカルライマーSAM(サム)です。彼はまくし立てて声を張り上げるのではなく押韻をスタイリッシュに決めてくる超クールなラップをします。

彼は職人レベルとも言える韻の使い手で、FORKのセリフじゃないですが『ここで韻踏みました』みたいなドヤったライムをしないクールな踏み方をするニクいヤツで、個人的にかなり好みのラッパーです。

 

喋り方というか声の出し方に非常に特徴があり、その独特の声に加えフロウも非常にスタイリッシュ、とにかく上手くてクールです。あとこれは地味に重要なんですが彼は全然噛まない!活舌がスゲーいい!活舌がいいのは聞き心地としてホントに重要です。

SAMを見て気になるのは、ちょっと前まで華奢なイメージあったんですけどなんか最近ガタイ良くなった?今年入ったあたりから大人っぽくなって見た目の風格や雰囲気変わった気がするのは気のせいかな。

 

SAM vs 輪入道

SAMの最初の相手は輪入道です。2代目ダンジョンモンスター抜擢からいまだ無敗記録を更新しています。しかしSAMはモンスターのレベルに関して「FORK以外は気にしていない」と強気の発言です。

とりあえず人気が凄い!登場だけでここまで歓声が上がったのはMU-TON以来です。SAMやMU-TONが若いヘッズに人気があるってのは最近のトレンドをよく表していますね。

 

試合ですが、輪入道は全くSAMと面識がないという事で「お前の事よく知らねえから自己紹介してくれよ」というところからバトルがスタートしSAMもこれに答えます。

しかーし!!2ターンしかないのに自己紹介的な会話のやりとりで1ターンずつ使てしまったので、尻上がりで盛り上がっていくスタイルの輪入道もテンションが低いまま残り1ターンを消費。言う事もそんなになさそうな感じがありました。

SAMも「憧れの般若さんを倒しに来た」という事を伝えただけで後は定型的な文言に終始し、SAMの持ち味である職人ライムも発揮せぬまま第一ラウンド終了。しかも

クリティカルで終わってもうた(/・ω・)/

 

判定は全員SAMに票が上がり一発で輪入道を退け無敗記録がここでストップしました。お互いウォームアップで終了した感じなのでちょっとこの試合は2ターン制のデメリットが目立ってしまった感じはありました。

いとうせいこうは「輪入道がSAMに道を譲った」とコメントしていましたが、確かに連勝はストップしたものの『輪入道が負けた!』という印象はそんなに残らなかった気がしますね。

 

まだまだSAMは力を見せていません。空気読まないムートンと違って彼は当然般若戦までを目標に行くでしょうから来週からの活躍が期待できます。勢い的にFORK裂固以外は普通に倒していきそうな気もしなくはないですがどうなんでしょうね。楽しみです。

 

やっぱり明らかにビート優しくなってるw

前回の放送の記事で「DJセロリさん、ビート優しくなった?」と言いましたが今回の放送の呂布カルマ戦、輪入道戦もやっぱり分かりやすいの使ってきましたね。やっぱり裂固vs MC KUREI戦の事気にしてるんでしょうか。

ベタベタな曲が急に連続で選曲されるようになりました。いや、カッコイイ曲ばかりだから嬉しいんですけどね。

お前らのせいだぞ!!

お前らが難し過ぎるだのなんだのウルサイからだからな!え?お前も叩いただろって?どうだったかな・・・記憶にございません。

難しすぎるビートなんだアレ。FORK無双は相変わらず。フリースタイルダンジョン解説(放送日2017年10月3日)

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