ラッパーD.O逮捕について考察。ニュースにするほどでもない感じするが無理矢理語るか
2018年6月27日のニュースでラッパーのD.O(ディーオー)さん(以下敬称略)が逮捕されるというニュースが出ました。27日からやたらラッパー解説コーナーのD.O紹介記事のアクセスが爆上げしてるなと思ったらこういう事だったんですね。
【ラッパー解説記事はコチラ】
【D.O解説記事はコチラ】
本日のブログトップアクセスもやたら多く、これは「何か語った方がいいのかな~、皆俺の意見が聞きたいのだろ?」と自意識過剰勘違いマダファカ精神が働いたので考察します。
UZIが逮捕された時も記事にしましたが正直今回の件はそんなに語る事もなくどうしようかなと思いましたがまあ、無理矢理ごちゃごちゃ語ってこうと思います。
驚く人はほとんどいない
ニュースの情報によりますと大麻とコカイン所持での逮捕という事の様です。生涯何回逮捕されているのかは分かりませんが公にされているのは『リンカーン』出演直後の逮捕もあったんでこれで2回目ですかね。
しかしですね、ファンからしたらD.Oが大麻やドラックで捕まったところで驚く人はあんまりいないんじゃないかと思います。業界にもまったく影響ないと思いますしこれによってシーンでの彼のプロップスが下がる事もまずないんじゃないでしょうか。
詳しくは解説記事を読んでもらえばと思いますが、もともとアウトローな生き方に誇りを持ってそれを自ら音源で発信している、ギャングスタにだいぶ振り切ったラッパーなので正直「ああ、見つかっちゃったんですね」と思うくらいなもんです。
もちろんこれで周りの人に迷惑がかかるでしょうし、彼の活動を楽しみにしているファン人も多いと思うのでこれでまた音源制作やアーティスト活動が止まってしまうのは残念ではあります。
彼の言葉を借りるなら『山積みのプロブレム』がまた増えてしまった事もあり本人は大変だと思いますが、個人的な意見としてはまた悪びれず戻ってきていつものD.Oスタイルを見せて欲しいと思っています。
UZI逮捕の時との違い
最近の同じようなラッパーの逮捕事件ですと同じく大麻取締法違反で捕まったUZIの件があります。これも詳しくは上の記事を読んで頂ければと思いますが、UZIの場合はフリースタイルダンジョンの司会を務めていたという部分が物凄く大きいです。
ダンジョンは『ライト層な視聴者にもラップに興味を持ってもらって楽しんでもらう』という業界のファン層拡大の目的もあるでしょうから、テレビ民放の司会者をやっている以上そこはある程度常識的な考えを持たなければいけません。
この辺の考えはHIPHOPと少し矛盾しているんですが「ラッパーがウィード吸うなんてそんなの普通じゃん」という訳にはいかない立場にありました。ZEBBRAが彼に責任感が足りないと苦言を呈していたのはその部分かと思います。
テレビで本物のHIPHOPは流せないってのはこういう事でもあります。常識や世間体を気にして言いたい事を言えないのであればヒップホップじゃないですから。
当然出演者はリアルなラッパーばかりですからそういう事を全部分かったうえで試行錯誤して番組を盛り上げて業界の底上げを図っているといえます。
でもD.Oの場合そんなの関係ないですからね。「自分はハスラーだ」と堂々と言ってる以上本人は正しいと思ってやっているわけですからその生き方を否定する事はHIPHOP的な考えでいえばそれはナンセンスかなと自分は考えます。
むしろプロモーションになってる
本人が大変な状況なのにこんな事言うのもアレですけど、彼のラッパーの色からしたらハスリングで捕まるってのは彼のブランドがより強化されたともいえるかなと思います。あそこまで突っ切ってる人ってあんまりいないと思うので。
真面目な人やいい歌を歌う歌手や清楚系女優がドラッグで捕まるからファンは裏切られたと思って悲しむわけで、彼が大麻やドラッグで捕まっても誰も悲しまないですよね。だってワルだって知ってるし笑
「拝啓、警視庁はじめ全都道府県警の皆様へ、僕はあなたがたが大嫌いで、こう思ってます、クソ喰らえ」こんな歌詞よく思いつくな~。って事でこれからもD.Oを応援しようぜメ~ン!