【漢VSシバター】襲撃事件からシバター謝罪までの流れと考察
先日の記事でもお伝えしたラッパー漢a.k.a.GAMIさんとYoutuberシバターさん(以下敬称略)のビーフ。
前回の記事で紹介した動画で一時終戦したかと思いきや動画でシバターがyoutube上で漢をおちょくるラップ動画をアップします。
その後のどういった展開になっていったのかその流れを解説します。経緯を知らない方はこちらをチェック。
【漢がシバターをディスりビーフ勃発】
【進めていた格闘技対決のオファーが流れる】
シバターがラップで漢にアンサー
前述の通り前回の漢の動画でこのビーフは一区切りついたと思いきや、シバターはなんとラップで漢をディスします。
漢が動画内で「コメント等俺への批判はしょうがないけど、ラップで曲にするのは危険だからやめた方がいい」と言った直後のアップです。
これはさすがにビックリしました、、、さすが炎上系ユーチューバーとして何年も君臨してるだけあって煽り方もハンパではありません。
「曲でディスると危ないんだって?ならお前の好きなダジャレでアンサーしてやるよ!どうしてくれるのか楽しみだな」
これはちょっと危ないのでは?と思いましたが・・・
HIPHOPファンがシバターを襲撃
やはり事件は起こってしまいました・・・シバターが自身のパチスロ動画を撮影中、おそらくにシバターの動画を見て怒ったであろうHIPHOPファンがパチンコ店に直接襲撃来るという事態になってしまいます。
「てめえヒップホップ馬鹿にしてくれたんだって?」みたいな感じで仕事中のシバターを恫喝し、店員も静止に入っています。
シバターは「撮影が終わったらちゃんと話をするから終わるまで待ってて」という事になり、その後彼らは結局店員につまみ出されてしまったようです。
襲撃と言っても暴力を振るわれたわけではなく撮影後シバターが店を出た時には彼らはすでにどこかへ行ってしまったという事です。
個人的に気になったのはシバターがエミネムの『8MILE』の話をしていたのがHIPHOPファンとしては嬉しかったです笑
その後、漢が動画をアップ
内容は
「今回あのような事があってパチスロ店にも迷惑が掛かってしまった。ヒップホップをバカにされたファンの気持ちも分かるが、ヒップホップに対しての悪いイメージがついてしまうのであのような事はやめていただきたい」
「俺がもう終戦だと言ったのにまた煽ってきたお前は俺とのビーフがおいしいと思ったんだろ?俺は謝らない、むしろありがとうかご馳走様だろシバター」
「もうこれで本当に最後になると思うからプロレス的なケンカごっこは終わりにしよう。これをキッカケにヒップホップとユーチューブがお互いいい方向に行けばいいと思ってる。だから次俺を呼ぶときは呼び捨てにするなよ」
みたいな感じです。
視聴者の反応を見る限りユーチューブのユーザーからは物凄く印象が悪いようでBAD評価がGOODを大幅に上回っています。
おそらく漢が謝罪しなかった事に加え、公園での喫煙や遊んでいる子供へ冗談で「うるさいぞ」と言った事などがシバターファン及び、HIPHOPファン以外の人からの反感を買ったものと思われます。
シバターが謝罪
これに対してシバターが謝罪の動画をアップします。
「エンターテイメントとしてやっていたけど『ヒップホップを馬鹿にする』という事を少し軽く見ていました。漢さん、ヒップホップファンの皆さんすみませんでした」
といったような内容です。
というかシバターがライムスターを好きだったなんてなんか嬉しいです。
正直この動画の終盤のプロレスの話を聞いて自分もシバターを少し好きになりました。
彼はプロレスラーですが、漢がマイクを持っていない時でもヒップホッパーであるように、シバターはリング外でもプロレスラーとして生きていると思いました。
悪役プロレスラーが観客の感情を逆なでて興奮を与える存在であるように、彼も彼なりのエンターテイナーとしての考えがあってやっているんだなという事がわかりました。
そういった意味ではHIPHOP側にいた自分も見事にシバターに取り込まれた1人という事になりますね。ただ・・・
ネガティブキャンペーンになった
ただですね・・・問題なのはその逆、今回の騒動でyoutubeのユーザー側の人間がHIPHOPに取り込まれた、つまり「ラップ聞いてみよう」となった人がどれだけいたのかって事です。
個人的には完全に逆効果に働いたと思います。
もっとハッキリ言うと
HIPHOPを嫌いになった人が増えてしまった(/ω\)
のではないかと・・・
前回までの自分の意見は『漢の知名度も上がりこの宣伝はまあまあうまくいった』と言いましたが、その後の流れはHIPHOP側の悪い部分だけが目立ってしまった気が・・・
やっぱり決定的なのはあのファンの襲撃
あれは非常にマズかった・・・
ただでさえ双方のジャンルがイザコザ中で漢側の人は「ユーチューバーってどんな奴らなの?」と、シバター側の人は「ヒップホップってどんな奴らなの?」とお互いがかなりデリケートになっていました。
そのタイミングでああいった事が起きてしまったのでHIPHOPの暴力的な部分だけがクローズアップされてもうた・・・
結果、漢というアウトローなラッパーの印象との相乗効果でイメージがより悪い方へ後押しされる感じになってしまいました。
しか~し、こんな時だからこそヒップホップ布教活動により力を入れるべきだ俺!
シバターキッズよ!HIPHOPを嫌いになるのはまだ早いぞ!
いい部分もたくさんあるのだ!是非このブログをチェックしてくれたまえよ!