自民党ポスター『政治って意外とHIPHOP』え??!!(゚Д゚;)
自民党新潟県支部連合会青年局の「LDP新潟政治学校」2期生募集のポスターが今話題になってるんですが、これを見てちょっとびっくりしました。
なんか『政治って意外とHIPHOP』とか書いてあるんすけど!
『意外と??』まあいいか。
そうなんですか?政治って意外とHIPHOPなんですか?
どの辺がHIPHOPなのか聞きたい
まず自分は「自民党はコレコレこうじゃないか!こういうやり方をしている人達のどこがHIPHOPなんだ!」みたいな事を言えるほど政治に詳しいわけではありません。
でも彼らが言う通り本当に『政治がHIPHOP』なら、ヒップホップファンである自分ももっと日本の政治に興味を持てるし、自民党を好きになるきっかけになります。
だからこれを読んでいただいている方で、政治に精通している方がいらっしゃいましたら共通点を是非教えていただきたい!
自民党はHIPHOPに理解はあるのか?
このブログでも何度か言っていますがヒップホップというのは『持たざる者』にも平等にチャンスがあるという事が大きなアイデンティティになっています。
権威主義や差別からくる不平等を訴えてレイシズム的思想に疑問を唱える事でここまで大きくなってきたものだと思います。
つまりは自民党もマイノリティな意見や少数派にも耳を傾け権威に縛られない政治をしているということでしょうか?だったらそれはとても素晴らしい政党ですね。
でもそうではなく、あれがラップブームに沸いている若者をフックにする為だけのただのコピーライティングだったとしたらこれはさすがに浅はかですよ。
もしこのポスターを作った人がHIPHOPに全く興味がなく、人権について深く深く言及してきたこのカルチャーを軽はずみに政治の宣伝として使っていたとするならワタクシ激おこぷんぷん丸です(>_<)
社会派ラッパーKダブシャインの意見
『政治』と『ヒップホップ』この2つのワードと言ったらこの人に聞くのが早い!我らが社会派ラッパーKダブシャインさんだ。
さすがに彼もこのポスターに関しては色々と言いたいことがあるようでこの件に関してはツイッター・ラジオでさっそく色々と言及しています。
- 政治とヒップホップを関連づける事は何の不満もない
- 支持率が落ちている安倍政権の自民党が若者に向けてヒップホップを使って関心を集めようとしているのでは?
- 強行採決や弱者切り捨て政策ばかり推し進めるやり方のどこがHIPHOPなのか
- ここ数年の日本の政治を見ていると、そう気安く「ヒップホップ」なんて言葉を使われちゃたまんない
- 「どの辺がHIPHOPなのか」と自民党の新潟県連・青年部局に問いかけたが何の反応もない
なるほど、あまりいい印象はない様ですね。
ラッパー議員DELI氏の意見
NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(ニトロマイクロフォンアンダーグラウンド)という2000年代初頭のストリートラップブームを作った立役者ともいえるグループがあります。
そのメンバーの1人にDELIさんというラッパーがいるのですが彼は現在千葉県松戸市の市議会議員です。
彼の考えもKダブシャインと一緒のようで、いち議員として「私はずっと長い間ヒップホップをやってきました。その我々に対して今回のポスターというのはどういうことなのか説明をしてほしい」
というようなことを新潟県連・青年部局に問い合わせているといいます。
まとめ
他にも色々な人が今回の件に関して疑問視する声が挙がっています。
ポスターを制作した側もここまで大炎上するとは思っていなかったでしょうね。
あ!もしかして・・・
『政治は意外とHIPHOP』ってのは悪そうなやつはだいたい友達って事ではないですよね・・・|д゚)