ヒップホップ用語集!日常会話でカマせるスラング辞典【初心者編】
HIOHOPにはスラングと言われる専門用語が結構多いんですよ。スラングってのはそのジャンル内だけで使われる共通語的なものです。
有名なヒップホップスラングは「ディスる(批判する・悪口を言う)」ですかね。
この「ディスる」は昔はラッパーくらいしか使ってなかったんですが、今ではラップに全く興味がない人でも普通に使うようになり徐々に市民権を得つつあります。
今回はラップの曲中や今ブームのラップバトルにもよく登場するスラングを例文を交えながら分かりやすく解説していきます。
スラングを覚えておけばラップを聞くのがより楽しくなりますよ。
今回は入門編だ!それではチェケラ!!
【スラング辞典シリーズ一覧はコチラ】
a.k.a.(エーケーエー)
also known asの略で「通称・またの名を」という意味です。
有名な日本人ラッパーで言えば
『漢a.k.a.GAMI』さんや『MCニガリa.k.a.赤い稲妻』さんとかですね。
これはこのままの文字の羅列自体が名前ではなく『漢、またの名をGAMI』
『MCニガリ、別名赤い稲妻』みたいな意味になります。
例文:「オス、オラ孫悟空a.k.a.カカロットだよろしくな」
レペゼン
Represent(リプレゼント)の事で
「代表する・~と言えば俺」的な意味で使われます。
これはラップ聞いてると物凄くよく出てきます。
略してレップするという言い方をしたりもします。
ちなみに、このブログの名前は・・・
例文:「デブ専をレップしてる身から言わせてもらと、やしろ優は神だ」
ワック
「ダセえ・かっこ悪い」といった意味で、これもよく出てきます。
特に相手をディスリ合うラップバトルでは頻繁に出てくる言葉ですね。
例文:「あの野郎、部長の機嫌ばっか取りやがってマジでワックだわ」
マイメン
「仲間・親友」的な意味です。
明日、会社又は学校に行ったとき、
同僚、友人への朝の第一声は
「よおーマイメン!」でいきましょう。
多分「あん?」って言われます。
例文:結婚式友人代表のスピーチにて
「只今ご紹介にあずかりました新郎、太郎君のマイメンの鈴木です」
ビーフ
「揉め事・ケンカ」の事です。
ラップバトルのようなライトな「ケンカ」というニュアンスではなくホントに揉めてる時なんかに使います。
ちなみにアメリカでは敵対するグループ同士の曲中でのディスり合いがエスカレートして殺し合いにまで発展したケースもあります。
例文:「わりい、嫁と今ビーフ中で家から締め出されてんだよね今日泊めてくれない?」
イル
ILLという単語自体は「病んだ・病的な」といった意味ですが、
ヒップホップ的には「奇抜な」「ヤバい」「ぶっ飛んだ」的なポジティブなニュアンスで使われます。
例文:「新入社員一発芸やれとか言われたからそこにいる上司即興ラップでディスってやったよ」
「・・・イルだな」
バイブス
これも結構使われるんですが意味としては「雰囲気」というか「フィーリング」というかそんな感じです(言葉での説明ちょっと難しい)。
グッドバイブス(いい感じ・思いが伝わる)とか言ったりします。
ラップバトルのタイプとして韻を踏みまくるテクニックのライム重視に対し、テクニックより勢いと気合のバイブス重視なんて使い方もしたりします。
例文:「プロポーズの言葉思いつかないからバイブスで勝負するわ」
フッド
街(ストリート)とかマイフッドで地元とかいう意味で使われます。
例えば「フッドで履きならしたスニーカー」みたいな歌詞は曲でもよく出てきます。
フッドだけでも地元的なニュアンスがあったりします。
例文:「ボク、夏休みはおじいちゃんのフッドに遊びに行くんだー」
入門編は以上になります。
今回紹介したスラングは曲中やバトルの中でもよく出てくる言葉ですので
とりあえず最初はこれだけでも覚えておくとよりラップを楽しめますよ^^
【その2に進む】