ヒップホップ用語集!日常会話でカマせるスラング辞典【その3】
今回はHIPHOPスラング辞典第3弾!
今回も曲中に頻繁に使用されるHIPHOPスラングを覚えてもらい、もっとラップを楽しんでもらおうというコーナーです。
ヒップホップ用語集!日常会話でカマせるスラング辞典【初心者編】と【初心者編その2】はもうマスターしましたか?まだの方はコチラでも復習してくださいねッ。
【スラング辞典シリーズ一覧はコチラ】
今回も覚えやすいように日常会話に使える便利な(?)フレーズと一緒に紹介します。それではさっそくいってみよう!
サッカー
スポーツのsoccerではなくsuckerで「未熟なやつ」という意味です。
基本的に対象をディスる時くらいにしか使わないのでほとんど『ワック(ダサい)』と同じように使われる言葉です。「このサカMCが!!!」とかいう感じでよく罵ります。
例文:「始めましてサッカー共、今日から担任を務める鈴木だ」
ドープ
「奥深くてカッコイイ、最高だ」みたいなときに「マジでドープだ!」とか言ったります。色々やってシラフじゃない状態のを事を指したりもします。
ニュアンスとしてはポップなカッコよさよりも少しコアでマイノリティなイメージでカッコイイという印象がある時によく使われる気がします。
例文:「この会社の志望動機はなんですか?」「ドープなとこっスね」
ウェッサイ
元々はアメリカの西海岸「WEST SIDE」の事を指し、そこをHOODとする西海岸系のラッパーがwestの「W」を表すハンドサインと共に使っていた言葉です。
日本のアーティストも使いますが西日本ということではなく、当時の西海岸系のラッパー(トゥパック、N.W.A、スヌープドッグ等)に影響を受けたアーティストがこの言葉を使ったりします。
OZROSAURUS、DS455などが日本では有名です。
例文:「どの辺にお住いですか?」「埼玉のウェッサイです」
ゲットー
元々の意味は大戦時のユダヤ人強制居住地区の事を指しますが、ヒップホップでこの言葉が使われる時はスラム街など治安が悪く犯罪発生率の高い地域の事を言います。
治安の悪いの低所得者地域を指す時に歌詞などで洋楽でもよく使われる言葉ですが、日本でも経済的に問題を抱えた環境で育った団地出身のラッパーが使ったりします。
例文:ゲットーから這い上がって成り上がる
ディグる
digの『掘る』という意味からレコードショップやCDショップなどで音楽を探すときに使います。
大量のレコードをめくりながら探す動作が穴を掘っているように見えることから生まれたスラングです。
例文:「明日あそこのレコード屋にdigりに行かいない?」
マザーファッカー
「ママとヤるくらいのくそ野郎」という非常に強い侮辱の言葉です。中指とセットで使えば攻撃力はさらに倍増します。
日常生活で人に対して使ったらbeefになる可能性があります笑。ただ、MCバトルの中では韻が踏みやすいという事もあるのか結構ライトによく使われます。
それから、黒人のラッパーが侮辱の意味とは別に決め台詞的に言ったりもします。
例文:痴漢a.k.a.マザーファッカー
サグ
暴力的でイリーガル(非合法)な様の事を言います。そういった生き方をしている事をサグライフ(THUG LIFE)と言います。
元々はアメリカのトゥパック(2PAC)というラッパーが使っていた言葉ですが、日本でもアウトローなラッパーが使っていたりします。
例文:「遅刻とか余裕っしょ俺サグだし」
今回はこれくらいにしておきます。前回のシリーズと今回のを合わせれば20語くらいはあるのでぜひ覚えていただきよりラップを楽しんでもらえれば嬉しいです。
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