インターネット用語集!よく見るネットスラング一覧【解説付き】
過去の記事でヒップホップの世界でのみ使われる専門用語「HIPHOPスラング集」という記事をやったのですが、今回はインターネットで使われる造語、いわゆるネットスラングを紹介していきます。
自分も数年前まではネット上で訳の分からない言葉を見ていてアレルギー反応を起こしていました。
が、社会不適合者のハシクレとしてネットの世界にここ何年か浸っていたところネット語検定4級くらいは合格できるんじゃないかというレベルには達しました。ということで早速基本編から一緒にやっていきましょう。
リア充
この言葉はだんだんと現実世界でも使われ始めている出世ワードですね。
リアルでの生活が充実している人達、略してリア充ってやつです。友達関係や恋人との付き合いが充実しており、休日などは家で寂しくネットサーフィンをするのではなく、アウトドア、飲み会、ショッピング、デートなどを楽しんでいる人たちの事をいいます。
対義語は非リア充です。リア充と非リア充が敵対関係にあるのかは不明。どっちが幸せなのかも不明。
DQN
「どきゅん」と読み、不良などのマナーの悪い人、反社会的な人や非常識な人達を総称してこう呼びます。語源は昭和末期から平成初期にかけて放送されていたテレビ番組「目撃ドキュン!」から来ています。
この番組では「暴走族特集」や「街にたむろする不良の実態」等をテーマにしたドキュメンタリーが度々取り上げられていました。
また、社会人がブラック企業のことをDQN会社と言ったり、パワハラ上司の事をこう読んだりなど汎用性は中々に高いです。
厨ニ病
「ちゅうにびょう」と読み中ニ病とも書きます。思春期に考えそうな事や言動などを大人になっても言っている人たちを皮肉る時に使います。
例えば、洋楽を推奨し邦楽を否定する、ワルアピール、メジャーなものに否定的、異性の体に詳しいよアピール、金持ちはみんな悪い人論を語る、プロパガンダ熱弁など、しばしば背伸びをしたくなる年頃に抱くような思想の事をいいます。
この文を書いていて思ったのは、自分は今もけっこう中二病をこじらせているのに気づいたって事です。
草
意味としてはウケるですが、少々バカにしたニュアンスがあります。
「必死になってて草」とか「シカトされてて草生える」みたいな使い方です。
語源はメールなどで面白かった時などに使う(笑)が省略されて笑になり、これがさらに省略され母音だけのwになりました。
このwが草が生えてる様に見える事から2チャンネルで使われ出した言葉です。
最近の若い人は「ウケますねww」とかは結構ラインとかでも普通に使うみたいです。
ググる
これはネットスラングの中でかなり世間に浸透した言葉で徐々に市民権を得つつあるのではないでしょうか。
『ネットで調べる』という意味ですが語源は掲示板などで誰かが質問をした際に「そんな簡単な事は質問する前にGoogleで検索しろ」的な事を「ググれ」の一言で済ませたのが始まりです。
ちなみに『グーグルで検索する』という事ではなくyahooでもbingでも『検索する』事自体に使われます。
(ry
(略)の略です笑。わざわざこれ以上書く必要もない時や、同じことを何度も書いてくどくなる時などに使います。何度も同じことを書くと鬱陶しいですよね?だってそうじゃないですか?何度も同じってしつこいですよね?ほんとダメですよ、だって何度もおな(ry
今回挙げたのはネット上でもかなり頻繁に目にする言葉です。少し怖いのは、ネットに慣れてくるとリアルの世界でネットスラングを使いそうになるって事ですね。
だがヒップホップスラングに加えネットスラングも多用するハイブリッド、これぞ社会不適合者の正しい在り方ってものだと俺は思う!