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R-指定やっぱ強ええええ!!!FORKとの両軍エース対決がヤバ過ぎる!フリースタイルダンジョン解説(放送日2018年7月31日)

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2018年7月31日放送(放送日は8月1日早朝)のフリースタイルダンジョンの感想・考察です。終盤戦に突入した初代モンスターvs2代目モンスターの戦いですが、いや~今週は神回でしたね。

初代チーム5人目の刺客サイプレス上野が出陣するところからのスタートでしたがこのバトルもなかなかアツかったです!

そして何より2戦目!遂に!遂にあの男がダンジョンに戻ってきたワケなんですがこの戦いがもうねッ。このバトルがあまりにヤバすぎて見終わった後は1戦目のサ上戦の記憶が完全に忘れ去られる程の衝撃でした!

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サイプレス上野 vs 呂布カルマ

前回予告通り初代モンスターチームからはサイプレス上野が登場、迎え撃つのは呂布カルマでした。漢 a.k.a. GAMIから2戦連続の登場です。

これは完全に自分の妄想なんですが、ここまでの2代目陣のメンバー編成を見ていると終盤まではFORKと呂布カルマを温存する作戦だったのではないかと思います。

漢 a.k.a. GAMIが想像以上に好調だったために呂布カルマがあそこで出ざる負えませんでしたが、この2人を除いた4人でなるべく多くの初代陣を倒していき、できればR-指定戦までに1人切り札を残しておきたいって感じに見えました。

6人とも平均的に出てしまうと既視感、というか慣れの作用が働くのでそれを防ぐのにもこの作戦は有効です。実際FORKカードを使わないままR-指定戦まで辿り着く事ができたので戦術としては成功と言えるでしょう。

前回の記事で2人が中々出ない事に軽く文句言っちゃいましたが、初代に勝つためにこういう戦法を取るのはシビアで良いですね。と言っても自分の勝手な予想なんですが笑。

今日の放送を見ていると明らかにR-指定対策としてFORKを残していたのは間違いないので、Rが予想より早く出てくればそこでFORKが出ていたかもしれません。でもやっぱりRは最後でしたね。

 

妄想をごちゃごちゃ言っちゃいましてスミマセン脱線しました。って事でバトル考察です。サ上はお笑い色が強い時より言いたい事を主張する時の方が個人的に好きなのですが今回は後者のモードでしたね。

ただ、サ上は初代モンスターとしての立場だけでなく現司会者・ナレーターとしてのポジションもあるので様々な思いが頭の中で交錯していそうです。試合前も「戸惑っています」とありましたが、やや立ち位置に迷っている感じがあります。

実際今回のバトルでも「2代目に喝入れに来た」という主張と「司会は俺だ」って主張が行ったり来たりになっていてちょっと定まんない印象でしたね。

対する呂布カルマは「2代目強えだろ」というこのRECのテーマそのままの分かりやすい主張で言いたい事がハッキリしていましたしディスもけっこう攻撃的でした。最後の締め「芸人風情が俺にでけえ口叩くな」はバシっと決まってとてもカッコよかったです。

あと呂布カルマがバッドホップのベンジャジーの名前出したのは意外でした。彼がああいうポジティブなニュアンスで若手の名前を出す事も珍しいですし、しかもベンジャジーをチョイスするとは。

勝敗は呂布カルマの1発クリティカル勝ちです。1ラウンドでスパッと終わらせた気持ちのいい勝ち方で2代目チームとしては良い雰囲気を残してラストマッチのR-指定戦に繋ぐ事ができました。

サ上今回のバトルは残念でしたが、これからも2代目モンスターと共に司会としてダンジョンを盛り上げていって欲しいですね。

 

R-指定 vs FORK

さあ、遂に初代陣ラスボス、最強の男R-指定の登場です!そして対するはフォーク!前述した通りR-指定対策でフォークカードを切り札としていたっぽいので、なんというか決戦感が堪らんですね~。両陣営エース対決です。

R-指定のバトルがまた見れるってだけでもヨダレものなんですが、とりあえずR-指定相変わらずクソ強いですね!MCバトル史上最強ラッパーの名は伊達ではありません。

MCバトルブームも長く続いた事でバトルシーンの全体的なレベルが上がりファンの耳も肥えているのでハードルが上がってるのは間違いないのですが、それでもやっぱりR-指定は別格で頭1つ抜けていますね。

リズムキープやフロウ、ライミング、活舌、論破力、ボキャブラリーから来るワードセンス等どれを取っても全ステータスパラメーターMAXに近いです。弱点が全くないので崩すのは容易ではありません。

 

しかしフォークも負けてはいません。このRECでのモンスタールームの様子を見る感じ今回のフォークは2代目の中で一番ピリついているというか、めちゃ気合入ってる印象を受けました。

年齢、キャリア、実力的にも2代目のリーダーは彼でしょうし、初代陣に色々と言われる事に関してマジで納得いってなさそうなので、初代チームに絶対に負ける訳にはいかないという気持ちが画面越しにも凄く伝わってきます。

ラップの方もそのバイブスが十分に乗っていて、その気合とフォーク独特の諭すようなレクチャースタイルが融合された事で神掛かり的なカッコよさを醸し出していました。

 

R-指定はUMB時代からそうなんですが相手の力を引き出す作用が働くんですよね。なのでベストバウト製造機でもあります。MC松島みたいに相手の力を封じ込めて勝つタイプの人もいますが、R-指定は相手に120パーセントの力を出させてさらにその上を行って勝つって感じです。

この戦いも例外ではなくフォークの良いところを一切封じる事無く相手のパフォーマンスを最大限発揮させての戦いになりました。ですのでお互いの持ち味が存分に発揮された事でダンジョン史上に残る名勝負がまた一つ生まれましたね。

1ラウンド目はフォークが取り、2ラウンド目でRがハンパないバースを蹴ったのでここでRのクリティカルかと思ったんですが正直この戦いがまだ見たい!頼む!もつれてくれ!と思っていたところ!!!

ここでLilyストップキター!

リリ姉グッジョブ!!!!

個人的にはあのラウンド完全にRの勝ちでしたが、きっとリリーの姉御はファンの需要に答えるため空気を読んでフォークに挙げたんだと思いますッ。女性は男性より空気を読むのが上手いですからねッ、うんッ、きっとそうです、そうに決まってます。だからいいかお前ら

リリ姉あんまイジめんなよ

お前も十分イジってんじゃねーかというツッコミはなしだ!なにかと批判の多いLilyさんだが、マジな話今度自分は彼女を擁護する記事を上げようと思っているくらいなのだ。

 

結果は3ラウンド目でR-指定のクリティカル勝ちです。FORKがあれだけカッコいいラップをカマしたにもかかわらず中盤から徐々にRのペースになっていきました。

Rに勝つには毎バース炸裂する彼の連続パンチラインを上回るパフォーマンスをずっと続けないといけないのでけっこう無理ゲーなんですが、これはチーム戦なので6人でいけば全然勝機はあると思います。

例えるなら10000メートル走で1000メートルのラップタイムを1000メートル走の新記録ペースでずっと走り続けてるという感じでしょうか。最初は喰らいつけるんですが途中で付いていけなくなり少しでもペース落とすと速攻でつき離されてしまいます。

でも6人交代で走れば勝てるかもしれないですね。そう考えるとこの怪物と何年も肩を並べてきた晋平太はやはり凄いです。

これで次回も楽しみになってきましたね!R-指定が6人抜きするのも見てみたいですが2代目にも頑張ってもらいたいッ。ん~どうなるのかッ。来週も一緒に楽しんで見ましょう♪

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