ヒップホップ用語集!日常会話でカマせるスラング辞典【その4】
HIPHOPスラング辞典第4弾です。
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前回に引き続き今回も曲中やバトル中などによく出てくるHIPHOPスラングを覚えてもらい、さらにラップを楽しんでもらおう、なんなら日常生活でカマシてしまおう!というコーナーです。
今回も日常会話に使えるフレーズと共にいくつか紹介していきますので頭に叩き込んでおきましょう。
セルアウト
sell out(セルアウト)は自分の表現したいことよりも儲けや売名を優先するやり口の事をいいます。
いわゆる「大衆受けを狙った売れ専目的」なアーティストをディスるときに「アイツはセルアウトに走った」みたいな感じで使います。
ヒップホップに限らず売れてきて明らかにスタイルが変わるアーティストはたくさんいると思いますが、コアなファンはその辺が許せないという感じなのでしょうね。
例文:このブログもセルアウトすべきかしないか悩み中です。
ブリンブリン
ダイヤなどの宝石やゴールドなどの高級なアクセサリー、またはそういった高級品を身にまとっている様を言います。
アメリカで大ヒットして一気にお金持ちになったラッパーが水着のセクシーなお姉ちゃんを脇に抱えてアクセサリーを指さしながらよく言うイメージです。
逆に硬派なタイプは「ブリンブリンなんかいらねえんだよ!」とか言います。
例文:「結婚しよう・・・このブリンブリンを受け取ってくれないか・・・」
ビッチ
意味としては「尻軽女、あばずれ」といった女性に対するディスに使います。
ただ、ヒップホップではニュアンスとして「連れの女」みたいなライトな意味で使われる時もありますが、誤解を招くので言わない方がいいと思います。
また、男性に対して「女みたいな腰抜け野郎」みたいなときに使ったりもします。いずれにせよかなり汚い言葉ですので取扱注意です。
例文:彼氏「お待たせビッチ、待った?」 彼女「全然大丈夫よ♡」
バビロン
もともとはレゲエでよく使われていた言葉で『バビロンシステム』から来ています。
本来の意味としては力を持つ者がその他を支配し、権力や利益を独占するようなシステムの事です。
ヒップホップの曲中でよく使われる『バビロン』は警察や政府などの権力者の事を指している事が多いですが、結構意味が広く日常でライトに使う人もたまにいます。
例文:「今月もサービス残業ばっかりだ・・・このバビロン王国から抜け出したい」
ハーコー
hard core(ハードコア)の略でこのような言い方をします。
HIPHOPでは『俺達が本物』『俺達が中心・核心』のような意味で使われることが多いですが、やはり『激しい』『ワルい』、『怖いもの知らず』といったニュアンスがあり、イカツイ感じの人が使うイメージです。
昔よりも言う人が少なくなった気がしなくもないです。
例文:夏休みの宿題はラスト3日で終わらせるのが小学生のハーコースタイル
ポッセ
POSSE(ポッセ)は同じ志を持つ仲間達という意味です。
My menマイメン(親友)、Homiesホーミー(地元の友達)、Dogsドッグス(友達)などヒップホップには仲間を表すスラングがとても多いです。
ポッセは日本の楽曲内でもあまり使われていませんが『同じ目標に向かう』というニュアンス的にも個人的には好きな言葉です。
明日、あなたのポッセに会った時にでもそう呼んであげて下さい。
例文:「まぁ、彼女とはポッセ以上ハニー未満って関係だよ」
いかがでしょうか?知っている言葉はありましたか?これでこのシリーズも4回目が終わりましたが過去の第一弾から第三弾もまだの方は是非チェックしてみて下さい。
このブログはHIPHOP洗脳活動も兼ねているので是非スラングにも興味を持って頂ければ嬉しいです。
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