強すぎるFORK無敗継続中！今回も名言の雨あられ！フリースタイルダンジョン解説(放送日2017年9月19日)
2017年9月19日(放送日は20日早朝)のフリースタイルダンジョン感想・考察です。前回ACEを倒しのたSURRY戦の続きからスタートになります。2回戦のモンスターは誰が立ちはだかるのか！？
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SURRY vs 裂固
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サリーの次の相手は裂固です。試合前に裂固の紹介で「読書が自分のラップに影響しているかも」みたいな事言ってましたが、なるほど、言われてみれば！という感じですね。
彼の日本語らしいカチッとしたラップは、『日本語を使う表現者』としてはスペシャリストの集まりであろう小説家からインスパイアされたと言われると納得です。特に夏目漱石が好きみたいですね。
バトルは、押韻も言い合いの駆け引きも非常にハイレベルな攻防となりました。裂固のライムは攻撃力もあって相変わらず超上手いのですがSURRYのアンサーもまじヤバでした。
まぁ～2人ともとにかく韻がめっちゃめっちゃ固い！裂固が超絶的なライミングを見せたと思いきやSURRYも負けじと踏み返す、しかも相手の言葉でアンサーして言葉を繋げる高等技術がずっと続くトップライマーらしい戦いです。
ライムの技術面では2人とも互角でしたが、言葉のインパクトでややサリーの方が押していく印象があったのと、やはり説得力勝負となると若い人の方がどうしても不利になるのかその面でも年上のサリーが徐々に押している印象でした。
勝負は第二ラウンドでSURRYのクリティカル勝利となりました。ライミング技術がある程度飽和状態に達した最近のMCバトルを見てよく思うのは、技術に差がなく説得力勝負になった場合MCバトルは年上が有利な気がします。
人間が判定する以上『印象』というものは絶対にあるので、主張の説得力勝負になるとどうしても年を重ねている側に人間的説得力があるように''見える''ってのは絶対にありますね。
仮に呂布カルマが20才くらいだったら同じ言葉を吐いても間違いなく今よりも説得力は落ちますから。Lilyの試合後コメントはまさにそれを物語っていました。
そういった意味ではじょうなどは逆に''若さ''を思いっきり武器にしていますね。あのひねくれた生意気さや怖いもの知らずで噛みつく感じの若者らしいイケイケ感で前回はラスボスまで辿り着きました。
話は逸れましたが、裂固もまだダンジョン3戦目か4戦目ですしACEと同じく彼にも覚醒期待です！頑張れファイト裂固！
SURRY vs FORK
新シーズンで3戦目まで駒を進めたのはONE a.k.a. elione以来2人目となります。しかしチャレンジャーにとってここからが鬼門！なぜならこの辺で絶対FORK・輪入道・呂布カルマの誰かが現れるからです。って事で登場したのはS級モンスター、ライムセーバーのFORKです。
しかしFORKが相手という事でSURRYの気合の入り方もハンパないです。UZIの「先行と後行どっち」の質問では「先行、こうこ「先行で！！」と食い気味で不利な先行をチョイス！やる気満々です！
しかし！
今日のフォークもハンパではなかった！！相手の言葉をすべて飲み込んでしまうパンチライン・押韻・立ち振る舞いで今回もFORKの強さだけが印象に残り、またもや一発クリティカルでチャレンジャー退場！
ダメだ・・・ちょっと強すぎるこの人・・・
サリーのバースも凄いカッコよかったです。が、フォークのアンサーが強すぎて相手のバースをすべて上書きしてしまいます。
「姓はアイスバーン、名はフォークだ」とか昔から相当使いまわしてるラインなのに、それをカッコよく聞こえさせてしまう彼の雰囲気作りは圧巻です。
今回も名言パインチラインがいくつも聞けました。
「俺が言うのも難だがな、韻を踏む為にラップするんじゃねえ、言いてえことをラップして踏むんだよ」
「ライム至上主義だ要は使い方、量でごまかさねえその味が上手いかだ、腹を満たすだけの為にドカ喰いしてる小僧と一緒にすんじゃねえ」
とかヤバすぎです。最後「俺の場所だここは」で絞めるところとか、『自分が場を支配している雰囲気作り』も超一流に上手いです。
まとめ
今回の放送も結局FORKが全部喰ってしまい、見た後の印象は「フォークやべえ」しか残りませんでした・・・。倒されるところ見たいような、このまま無双してほしいような・・・ですね。
あと、今後３ターン制から2ターン制にルールが変更するとZEEBRAが予告しているので、それによっても色々と流れが変わるかもしれない部分も注目ポイントです。ってことで、次回も楽しんで見ましょう！
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